②.神宮の森の再開発問題

はじめに
この問題を文字通りの「神宮の森再開発問題」に終わらせてはならない。著名文化人はじめ、国民的人気歌手の桑田佳祐が「Relay」という曲に託して再開発に反対している。大いなる共感を抱くが、事の本質は、人類の都市化、機械論的世界観の限界、意識と自然‥等の、もっと大きな概念からアプローチしたら、神宮に限らず今日も日本のどこかで同じ問題が進行しており、我々自身が自然の一部であることの認識から遠ざかるばかりであることがわかる。僕が言っている“自然”とは、人間の意識が及ばない世界としての自然である。神宮の森は元々人間が意識(頭脳活動)して作り上げた地区であって、   もので、てマスコミの三文的取り扱いでは、ジャニーズ問題もそうだが、事の本質に迫った解決の途は程遠い。
それとて、読者にわかり易く順追って私の結論に向かいたい。
最初にAIに対して、「都市と緑樹公園のバランスをどう思う?」と質問を投げかけてみたら、概ね下記のようなものだったのでご紹介したい。

.緑樹公園をなくすプラスとマイナスの面(“起としての”一般論)
(プラスの面):
・都市の発展
緑樹公園を取り扱わずに都市を発展させることは、新しい建物やインフラの建設によって都市経済を刺激する可能性がある。従って都市の発展と成長が促進され、新たな雇用機会が生まれる可能性があります。
・土地利用の最適化
緑樹公園を取り扱わないことで、貴重な土地が住宅、商業、教育施設、交通インフラなどの目的に最適化されることがある。これにより、土地の効率的な利用が可能になり、都市の機能性が向上することが指摘できる。
・経済活性化
新しい開発プロジェクトやビジネスエリアの建設により、地元の経済が活性化する可能性が考えられる。これにより、地元の企業や店舗が成長し、市民に利益をもたらすことが期待される。
(マイナスの面)
・環境への影響
緑樹公園をなくすことは、都市の生態系に悪影響を及ぼす可能性がある。だから反対する人が多い。公園内の樹木や植物は二酸化炭素の吸収や酸素の供給に貢献し、都市の空気品質を向上させる役割を果たしている。公園の撤廃はこれらの生態系サービスを減少させ、気候変動に対する脆弱性を高める可能性が大いにある。
・リクリエーションと健康への影響
緑樹公園は市民にリラックスや運動の場所を提供し、心身の健康に寄与します。公園の撤廃は、市民の健康とウェルビーイングに悪影響を及ぼす可能性があります。また、公園は都市のストレスを軽減する役割も果たしており、その喪失は精神的な健康に悪影響を及ぼすかもしれません。ただし今回は緑樹は多少ともなくなるが、国立競技場や神宮球場などのスポーツ・リクリエーションの増設や改修を含むことは、むしろ健康プラスの影響はあるといえよう。
・景観の変化
都市の中心部から緑樹公園が消えると、都市の景観が変化し、住環境の美しさが減少する可能性が考えられよう。つまり市民の生活品質や視覚的な魅力に影響を及ぼす可能性がある。
以上のように、こうして並べると、やるやらないの二者択一の問題でないことが分かる。緑樹公園を都市の中心部から撤廃するかどうかは、緑地保護と都市の発展のバランスを取る難しい判断であり、地元コミュニティや政府、環境保護団体などのステークホルダーとの綿密な議論が必要だろう。

なるほどAIらしい模範的且つ官僚的 “お座なり”(間に合わせ)な回答である。しかし筆者は 「神宮の森開発問題」を契機に、もし人類が産業革命来の「都市化」の歩みを速めて、自然界とどんどん遊離し続けたら21世紀がとんでもない世紀になって後悔しきれないものになりそうでならないのである。今年生まれた赤ん坊が77歳時の地球がサステナブル(持続可能)であり得るかという問題でもある。

現実に、資源の過剰消費: 都市化は資源の過剰消費を促進し、地球資源に対する圧力を高めている。COPの足並みが揃わない主因は南北問題(経済格差)にある。その結果が、
気候変動: 都市部の高いエネルギー使用と排出が気候変動の原因となり、都市が気温上昇や極端な気象に脆弱であることは明らかである。
要するに、急速な都市化は人間と自然の関係に多くの負の影響をもたらして、持続可能な都市開発、環境保護、健康への配慮、社会的結束の促進などの取り組みが喫緊中の喫緊の課題なのである。
以下に
『行動を起こすのは、AIでない我々人類、そして時期は今でしょう』。