最後に

一旦「私の自然観」の筆を擱いたが、一向に気分がおさまらない。
一番身近な自然である自分の身体(脳/意識も含む身体)がどうしても落ち着かない。自分にとって一番肝心な「自分の気分」がよくなる方法を探る。
要するに、「人間の感覚と理屈・自然と都市・身体と意識」と並べて比較した時にどんどん前者の「感覚・自然・身体」が、後者の「理屈・都市・意識」に浸潤され続けている、いや駆逐され続けていることからくる気分が宜しくないのである。
だったら、後者の「理屈・都市・意識」の世界から逃げればいいのだが、いずれも人間関係が複雑に絡んでいる世界から完全に逃げてしまっても生きて行けない。せめて五分五分に持ち込むことだ。
そうだ、無意識に1日8時間(約30%)は寝ているではないか。残り20%を意識の働きの少ない「自然」(近所の公園でもいい)の中に身を置いたり、独りで(他人に気を使わないで)楽しむ趣味(読書・音楽・絵画‥)の時間に没頭しようと考えた。会社勤務に便利な都会住まいを終えることも考える今日この頃である。
それにつけても、黒部ダム(=「自然と都市」)・紋別の流氷(=「私の自然観」)と、いい体験をさせて頂いたと二つの大自然に心から感謝をしている。
現生人類ホモサピエンスは、もっと自然と共存して暮らすことを志向すれば、気分がよくなって精神的に豊かになる。戦争も繰り返さないのではないだろうか。